保険金額が保険価額を上回っている場合のこと。超過部分は無効です。
広義の重複保険契約とは、同一の被保険利益について複数の保険契約が存在すること。また、狭義の重複保険契約とは、重複する各保険契約の保険金額の合計が保険価額を超過すること。
また、重複保険契約には、複数の契約が同時に締結された同時重複保険契約と時期を違えて締結された異時重複保険契約とがあります。
通常は担保危険が近因となって、他の危険の媒介なしに生じた損害を直接損害といい、遠因とはなっていても直接その危険によらない損害を間接損害といいます。
例えば、火災による建物の消失は火災による直接損害であり、これにより賃貸料が取得できなる事は間接損害です。