経営者の死亡した場合の経営上の損失補填と遺族の生活保障、経営者の退職金・弔慰金の資金確保などを目的とし、主に企業を契約者ならびに受取人、役員・幹部従業員を被保険者とした保険。
保険種類は養老保険・定期付養老保険・定期保険等で成り立っています。
保険証券担保貸付ともいい、生命保険会社が解約返戻金(保険をやめたときに戻ってくるお金)の一定範囲(8~9割等)以内で保険契約者に貸付ける制度。契約者貸付を利用できるのは養老保険・定期付養老保険・終身保険・こども保険・年金保険等、解約の際に解約返戻金のある保険に限られます。
保険契約者が、未返済のまま満期になったり死亡した場合は、受け取れる保険金から借りたお金とその利息が差し引かれます。
生命保険会社において、保険料はその契約期間を通じて3つの予定率(予定死亡率・予定利率・予定事業比率)をもとにあらかじめ見積もって計算されていますが、これらの予定率は一般にある程度の安全率が見込まれている為、実際の死亡率・利率・事業費率との間に差が生じ、剰余が出ます。この年度決算で生じた剰余金を契約者に分配する制度をいいます。
契約者配当によって契約者に支払われる配当金。
通常、配当金の支払いは割当てられた決算日以後の契約応当日に経過1年を超える有効契約に対して行われる。
保険契約の締結に際して、契約者が保険商品の基礎的な事項について事前に十分理解したうえで契約手続きを行えるよう、約款の中で特に契約者にとって大切な部分を抜き出し、平易に解説して作成された、契約時に配布する為の小冊子のこと。
失効した生命保険契約を、所定の期間内に所定の手続きを取る事によって、契約が失効しなかったと同じ効果を生じさせる制度。
復活する為には、改めて被保険者の健康状態についての告知を行ったり、医師の審査を受け会社の承諾を得るとともに空白期間の保険料と所定の利息を払込む必要があります。
復活時に病気になっていた場合などは契約を復活させることができなくなることもあります。