北海道の農業協同組合に勤務していた男性(当時33)が、過労のため、うつ病で自殺。その後、遺族が、農協の安全配慮義務違反を指摘し、損害賠償を求めていた訴訟。
今月2日、釧路地裁は、農協側の過失を全面に認め、農協に1億円の支払いを命じた。
自殺した男性は、前任者の休職で担当業務が増大。うつ病の症状も訴えていたようだ。
担当弁護士は、遺族の思いが完全に反映された良識的な判決と評価し、慰謝料が大きく認められたため、高額賠償になったと説明しているそうだ。
▲経営者のための【メンタルヘルスセミナー2009】のご案内はこちら個人・企業様のリスク管理のご相談はこちら
前のニュースへ / 次のニュースへ