■ 2008/07/22 |
待ち時間は労働時間!労災の不支給決定が取り消し→認定へ。/千葉 |
全日本建設交運一般労組県本部の組合員で一人親方の、ダンプカー運転手の男性(66歳/柏市)。柏労働基準監督署の労災不支給決定の取り消しを求めていた問題。 国の労働保険審査会が、不支給決定の取り消しを裁決し、労災が認定された。 男性はは自分のダンプカーを所有する「一人親方」だったが、2003年9月に脳内出血を発症。労災申請したが、荷物積み下ろしのための待ち時間を算定せず、「労災認定の基準とされる80時間に満たない」として05年10月に不支給を決定していた。 その後、不支給決定の取り消しを求め、審査会に再審査を請求。審査会は、
として、発症前1カ月間について「時間外労働は100時間以上」と算定し、不支給決定を取り消した。 待ち時間を労働時間として認める画期的な裁決。
毎日新聞地方版 2008年7月18日掲載記事より |