■ 2008/05/07 |
過労による脳出血で意識不明、会社側に2億円の賠償命令! |
2001年4月、大阪府の精密機器製造会社で勤務中の男性が倒れ、意識のない状態が続いている。この男性は、 新しい部署に移ってから12日間休日がなく、時間外労働も約61時間に及んでいたそうだ。ところがこの男性には 先天的な脳の疾患があったことも後に判明、会社側は予見できなったと主張した。しかし裁判所はこの主張を 受け入れず、会社側の安全配慮義務違反を認定。たとえこの疾患がなくても、脳出血を発症するほどの 過重労働であったと判断したからだ。 毎日新聞 2008年4月29日 |